[[メモ]]

*奨学金問題 [#s286fea5]
-奨学金を借りて大学を卒業したものの、就職できずに返す見込みが無いこと
  独立行政法人・日本学生支援機構(旧日本育英会)によると、2011年度の同機構の奨学金利用者は128万9000人。
 大学や専門学校に通う学生の3人に1人が利用している。同機構の奨学金に給付型はなく、卒業後に返済が必要だが、就職難
 や非正規雇用の増加で返済が遅れる利用者が続出。延滞者は03年度末から11万人増え、11年度末で33万人にのぼる。
-引用元:[[奨学金問題:全国組織が31日発足…返済苦しむ若者急増で− 毎日jp(毎日新聞)>http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000e040238000c.html?inb=fa]]&note{jasso-rent-problem-mainichi:[[奨学金問題:全国組織が31日発足…返済苦しむ若者急増で− 毎日jp(毎日新聞)>http://mainichi.jp/select/news/20130327k0000e040238000c.html?inb=fa]], 2013-03-27発表, 2013-03-27閲覧};
-お金が借りられないと、大学に通えないけれど、大学に通ってもお金が返せない。
  横浜弁護士会によると、学生時代に借りた奨学金を返還できなくなるケースが近年増加。雇用の不安定化に伴い就職できず、
 返済が滞る若者も少なくない。国や自治体の財政難もあって、ほとんどの奨学金が貸与型で、国費が入る独立行政法人「日本学
 生支援機構」の奨学金も教育ローン化が指摘されている。【飯田憲】
-引用元:[[無料電話相談:奨学金巡る問題--弁護士がきょう /神奈川− 毎日jp(毎日新聞)>http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130201ddlk14040280000c.html]]&note{jasso-rent-problem-discussion:[[無料電話相談:奨学金巡る問題--弁護士がきょう /神奈川− 毎日jp(毎日新聞)>http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130201ddlk14040280000c.html]], 2013-02-01発表, 2013-03-27閲覧};
-アメリカだと結構よくある話だと聞いたことがある(ソース未確認)
-学生支援機構が、大学側の適格認定を覆し、600人の学生を「原則廃止」とした。&note{jasso-reverts-and-cuts-money:[[朝日新聞デジタル:奨学生600人貸与打ち切り 支援機構、大学の審査覆す - 社会>http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201305220611.html]], 2013-05-23発表, 2013-05-23閲覧};
-いよいよ学生ローン化な気もする。一方で、この廃止になった学生達の実情がどうだったのかも気になる。
--もし、廃止になった学生の実情が、バイトなどに追われ、学業時間が足りなくなって留年→廃止という流れであれば、この廃止は間違いだったと思う。
--もし、廃止になった学生の実情が、もらった奨学金で遊び呆けて、結果勉強せずに留年したのだとすれば、この廃止は正しい選択だったと思う。
-例えば、学部生、第一種、自宅外通学(一人暮らし)なら、月額6万4000円もらえる&note{amount-per-month-bachelor-jasso:[[大学で奨学金の貸与を希望する方へ-JASSO>http://www.jasso.go.jp/saiyou/daigaku.html]], 2013-05-23閲覧};
-この額だけでは生活していけないし、学費も払えないのは無理ないところである。
-そもそも、返還(あくまで返済でなく)できてない人たちは、学部生が多いのか、院生が多いのか(院生は貸与額が増える)1種なのか2種なのか、もうちょっと細かく情報を見る必要があると思う。
 父親が親戚から借りた約二百万円の返済に奨学金を充てざるを得なくなり、学費がなくなって中退。
 利子を含めて借りた奨学金約三百万円が負債として残った。
-引用元:[[東京新聞:奨学金で自己破産 就職難や非正規増影響…:千葉(TOKYO Web)>http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130905/CK2013090502000134.html]]&note{scholarship-loan-unaffordable-tokyo-np:[[東京新聞:奨学金で自己破産 就職難や非正規増影響…:千葉(TOKYO Web)>http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130905/CK2013090502000134.html]], 2013-09-05発表, 2013-09-08閲覧};
-奨学金問題の記事なんだが、特例すぎる記事。
-奨学金を借りたが、就職難で返せなくなる事態が奨学金問題なのだが、この借りた奨学生本人は、父親の借金返済でお金が苦に陥ってる。
-この場合においては、奨学金が元凶でなく、父親の借金な気がする
-[[このニュース>http://biz-journal.jp/2014/06/post_5119.html]]においては、なんかあまりにも指摘が的外れな気がする。
-私は第一種の奨学金を借りていたが、月々の返還額は1万5千円ほど。
 非常勤講師で日々の生活費を食いつなぐ中、この十数年間(猶予手続き期間も含む)、合計381万6000円の奨学金の返済に追われてきた。
 精神不安定になって心療内科に通う日々もあったが、時には滞納しながらも返済計画をつくり、毎月5000円ではあるが奨学金を返済してきた。
-引用元:[[武富士以上…若者を食い物にする学生支援機構の奨学金、えげつない取り立ての実態(1/2) | ビジネスジャーナル>http://biz-journal.jp/2014/06/post_5119.html]]&note{jasso-and-takefuji-cyzo-business-journal:[[武富士以上…若者を食い物にする学生支援機構の奨学金、えげつない取り立ての実態(1/2) | ビジネスジャーナル>http://biz-journal.jp/2014/06/post_5119.html]], 2014-06-14発表, 2014-06-19閲覧};
-猶予の仕組みはあったのは覚えてるのだが、月々の返済額を減らすって選択肢があったのか?なかった気はする。
-単純計算、400万近い返還額に対して年間6万円の返還じゃ60年以上かかる訳で、そりゃさすがに非現実的な返還じゃないですかね。
-この奨学金があったから大学に行けたのであろうが、無かったら大学に行かなかったのだろうか


*学生支援機構と借金とブラックリスト [#h597e831]
-学生支援機構は「貸与」であるが、「借金」ではない
-故に、奨学金を受給/貸与してるだけでは個人信用情報機関には個人情報は開示されない
-「返還開始後6ヶ月経過時点」で「3ヶ月以上の滞納」がある場合、個人信用情報機関に情報が渡される&note{jasso-blacklist-official:[[奨学金Q&A〜個人信用情報機関〜-JASSO>http://www.jasso.go.jp/henkou/koshin.html]], 2013-02-26閲覧};
-平成25年2月時点の情報。
-例えば普通の学部生の場合、
--平成24年4月から貸与を受け始めると、
--平成28年3月の卒業で貸与終了。
--平成28年10月から返還開始となる(通常卒業半年後から返還開始)
--平成29年4月時点(返還開始6ヶ月後時点)で、前述の判定が行われる。
--個人信用情報機関に個人情報が渡された結果、ローンが組めなくなったり、クレジットカードの発行ができなくなったりする
--1度登録された情報は返還完了の5年後まで残る。ただし、これは一般のクレジットカードと同様&note{jasso-blacklist-official};らしい。
--登録される情報は以下のとおり
 氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先等が登録されます。
 また、契約の情報として貸与額、最終返還期日等、その他に延滞、代位弁済、完済等の返還状況も登録されます。
-まぁ、借りたものは返さないと行けないし、まじめに返してる限りは個人信用情報機関に自分の情報が開示されないんだから、妥当な処置だと思う。とは思ったけれど、それはあくまで私が返すことが可能な立場にいるからであって、不況の煽りで就職が決まってない人にとっては、それはキレイ事に過ぎないよなぁ。

*返還免除申請 [#w97f2bdc]
-2004年3月31日以前に第一種の貸与を受けていた人は、いわゆる「先生」と呼ばれるような、教職員の職についた場合、返還が免除された。(返還特別免除制度)
-しかし、2004年4月1日以降の採用の場合は、基本的に返す必要がある。
-唯一、特に優れた業績を上げた場合だけ、返還を免除してもらえる可能性がある。
-学部生はダメ、院生の第一種奨学金受給者でないといけない。
-第二種の人は、返還免除の制度はそもそも無い。&note{special-payment-jasso:[[返還免除-JASSO>http://www.jasso.go.jp/menjyo/]], 第二種奨学金の場合は、例外として「死亡又は精神若しくは身体の障害により返還ができなくなったとき」という制度がある。, 2013-05-24閲覧};
-また、2004年3月31日以前の採用者は報奨金として3%〜10%が給付されたが、やはり2004年4月1日以降の採用者には、この仕組はなくなっているっぽい。&note{no-more-feedback-jasso-tametainya:[[奨学金一括返済で報奨金ゲット!>http://tametainya.com/nichijo6.html]], 2013-05-25閲覧};&note{no-more-feedback-jasso-official:[[報奨金の支払い時期について-JASSO>http://www.jasso.go.jp/henkan/housyoukin.html]], 2013-05-25閲覧};

*死亡時の返還に関して [#ga0c2500]
-一応死亡した場合は返還免除になるのだが、死亡したという手続きを取らないと、延々と延滞金だけが膨らんでいくらしい&note{pay-back-scholarship-even-person-dies:三宅勝久, [[本人が死亡してもなお多額の延滞金をつけて老いた両親から取り立てる日本学生支援機構の"ヤミ金的商法”:MyNewsJapan>http://www.mynewsjapan.com/reports/1983]], 2014-02-22発表, 2014-03-03閲覧};

トップ   編集 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS