オープンソースのコーデックXvidをソースからビルドする
ビルド環境†
- Windows XP SP3
- Visual C++ 2008 Express Edition
- そしてXvidがインストールされていないことを確認する
- コントロールパネル→デバイスマネージャ→サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ→ビデオ CODEC→プロパティで確認できる
ソースのダウンロード†
Xvidのダウンロード†
- Xvidの公式サイト http://www.xvid.org/からダウンロードする
- Downloadsからダウンロードリンクへ進む
- 2012-07-06時点での最新版は1.3.2
- Windows用にzip形式のファイル(xvidcore-1.3.2.zip)をダウンロードする
nasmのダウンロード†
- Xvidのビルドにはnasmというassemblerが必要
- nasmの公式サイト http://www.nasm.us/からダウンロードする
- DOWNLOADからダウンロードリンクへ進む
- 2012-07-06時点での最新版は2.10.01
- Win32内のzip形式のファイル(nasm-2.10.01-win32.zip)をダウンロードする
- ダウンロードしたファイルを適当な場所に展開する
- 展開した場所をPATHに含める(今回はVC++2008の下に置いたけれど,パスが通ってればどこでも良い)
ビルド†
- ダウンロードしたxvidcore-1.3.2.zipを展開する
- この時,展開したパス名に半角スペースが含まれていては行けない
- 今回は C:\work\temp\xvidcore 以下にソースファイルを展開した
- build\win32内のlibxvidcore.slnをVC++2008で開く
- 2005用のソリューションファイルなので,変換を問われる.問題ないので変換する
- 構成マネージャを開いてアクティブソリューション構成をReleaseに変更する
- libxvidcoreプロジェクトがアクティブ(太字)になってるのを確認してソリューションをビルドする
- ビルドが無事に終了すればbin以下にxvidcore.dllが出来上がる*1*2
- Debug版でも同じファイル名ができてしまうので,必ずRelease版でビルドすること
- さらにvfwプロジェクトもビルドする
- vfwディレクトリ内のvfw.vcprojをソリューションに追加する
- vfwを選択してvfwのみをビルドする
- ビルドが完了すると,vfw\bin以下に xvidcore.dll と xvidvfw.dll とxvid.inf の3つのファイルができる
- xvid.infを右クリックし,インストールする
- 途中でハードウェア*3がWindowsロゴテストに合格していないとの旨の連絡が出る
- 構わずに「続行(C)」を押せばインストール完了.
- デバイスマネージャにも Xvid MPEG-4 Video Codec が表示される