- ターゲットはWindows 7 (64bit)
- OpenCVのバージョンは2.4.9
- ビルド環境はVS2012
- CMakeのバージョンは2.8.12.2
- OpenCVをソースからビルドして何が良いって、OpenCVのソースコード内をブレークポイントで飛び込めるってことだよね。
パッケージのダウンロード†
- まずはパッケージのダウンロード。http://opencv.org/ から OpenCV for Windows をダウンロードする
- oepncv-2.4.9.exe というファイル名
- 参考までにローカルのハッシュ値は
- MD5: CDC4BEED0307E902C3A51F7145BD5DC7
- SHA-1: AEC6BE5CD5181A91D0C867A09936666C1AAF8C27
- SHA-256: 463B426C2D9D8BE1A93112D4DD2613C99820EFB82F0D9DDC73D638B9048796CD
- 実行すると、展開場所を指定させられる
- 指定したディレクトリ以下に、
- build
- sources
- の2つのディレクトリが作成される
- buildディレクトリ
- sourcesディレクトリ
- ビルドするためのソースコードなどがある
- 今回はビルドするために、こちらを使う
ビルド前準備†
- ビルドするためにsourcesディレクトリ以下を配置させたい場所に移動させる
- 今回はc:\直下に配置する
- cmakeでソリューションファイルを作成する
- cmake(GUI版を起動する)
- Sourceの場所を指定する
- Buildの場所を指定する
- 今回は C:/opencv/build を指定する。
- Configureボタンを押す
- C:/opencv/build が無いと文句を言われるので、ディレクトリの作成に同意する
- コンパイラのバージョンを聞かれるので、Visual Studio 11を指定する
- 違うコンパイラを指定する場合はここでターゲットを変更する
- Visual Studio 2010→VS10
- Visual Studio 2012→VS11
- Visual Studio 2013→VS12
- と、微妙に表記と数字がずれるので注意
- Configureボタンを押す
- 今回は何も変更せずにそのままもう1度Configureボタンを押す
- Generateボタンを押す
- C:\opencv\build\OpenCV.sln が作成される。
ソースコードのビルド†
- 前のステップまでで生成されたOpenCV.sln を Visual Studio 2012で開く
- 大量にプロジェクトが読み込まれるので、バッチビルドする。
- ビルド(B)→バッチビルド(T)でバッチビルド画面を出す
- バッチビルドでALL_BUILDのdebug/release両方を選択する
- それからINSTALLのdebug/release両方を選択する
- さっくりビルドが終わった。
- 20分ぐらいかかる。
インストール†
- INSTALLプロジェクトをビルドするとインストールされる
- デフォルトだと
- 以下に
- が生成され、x86以下には
- が生成される
- include以下には、headerファイルが
- bin以下にはdllファイルが、
- lib以下にはlibファイルが、
- それぞれ配置される
Last-modified: 2014-05-29 (木) 23:25:22