OpenCV 2.2のドキュメントをビルドする.
環境の整備†
TeX環境の整備†
リポジトリから取得†
- OpenCV 2.2 のインストールパッケージを利用した場合,docディレクトリにいくつかファイルが足りない
- しょうがないので,SVNリポジトリからファイルを取得する
- docディレクトリを削除する
- SVN でリポジトリからdocディレクトリをチェックアウトする
cd c:\OpenCV\2.2
del /q /S doc (1)
svn co https://code.ros.org/svn/opencv/branches/2.2/opencv/doc doc (2)
- docディレクトリを削除する
- docディレクトリを再作成する
- docディレクトリを右クリックし,SVN Checkoutを選択
- チェックアウトされるのをじっくり待つ
ドキュメントをコンパイルする†
MikTeXでコンパイルすればよいのだが,SVN版などをビルドするためのCMake+Visual Studioを使った方法も紹介する.
どちらかでコンパイルすればよい
MikTeXでコンパイルする方法†
- doc\opencv.texをMikTeXでコンパイルする
- MikTeXをインストールしてあった場合,opencv.texをTeXWorksで開ける
- メニューのタイプセット→タイプセットもしくは緑色の再生ボタンを押すと,コンパイルが始まる
- 途中,足りないパッケージがあった場合,自動的にMikTeXでダウンロードしてくれる
- ダイアログに合わせて適当にビルドしていけば良い
- 終わると,opencv.pdfができる.ドキュメントのでき上がり
CMake+Visual Studioでコンパイルする方法†
- CMake+Visual Studioでコンパイル,と言っても,MiKTeXは必要なので注意
- OpenCV のSVN版や2.2をソースコードからコンパイルした場合,CMakeだけでドキュメントをコンパイルできる
- MikTeXをインストールするところまでは同じ
- リポジトリからソースコードを取得してくる
- CMakeでconfigureする際,BUILD_LATEX_DOCSオプションを有効にする
- ソリューションファイルを開くとReferenceManualというプロジェクトがある
- ALL_BUILDでビルドされるが,このプロジェクトを単体でビルドしても問題ない
- ビルドすると C:\OpenCV2.2\build\doc\opencv.pdf が作成される
参考リンク†
ジャンル:OpenCV:OpenCV 2.2準拠 :TeX