主にOpenCVが実行時/ビルド時に参照する環境変数の一覧

実行時

  • getenv関数が内部で使用されており、これにより環境変数を取得している

ENV_OPENCV_DNN_TEST_DATA_PATH

  • dnnモジュール

ENV_OPENCV_TEST_DATA_PATH

  • dnnモジュール

GTEST_TEST_FILTER_ENV_VAR_

  • tsモジュール

OPENCV_CPU_DISABLE

  • coreモジュール
  • 用途: 特定のCPU命令群を無効化する
  • 使い方
    OPENCV_CPU_DISABLE=SSE4.1;SSE4.2
  • 解説
     - OpenCVでは、プログラム実行時にCPUが受け付ける拡張命令(SIMD命令)の可否をチェックし、内部でboolの配列haveとして保管する
     - OPENCV_CPU_DISABLE環境変数を使うことで、このboolの配列の、特定の命令セットを上書きで無効化できる(3.3.0以降)
     - 特に複数の命令セットで最適化されている場合はそれぞれの命令セットごとに最適化の効能を調べる場合に、再ビルドすることなくチェックできるので便利
     - 環境変数に複数設定する場合は前述の用に;(セミコロン)でつなぐ。使えるセパレータ文字は,(カンマ)、;(セミコロン)の2種類
     - 命令セットは以下の名前で指定する
       - x86_64系列(SSE、AVX)
         - MMX
         - SSE
         - SSE2
         - SSE3
         - SSSE3
         - SSE4.1
         - SSE4.2
         - POPCNT
         - FP16
         - AVX
         - AVX2
         - FMA3
         - AVX512F
         - AVX512BW
         - AVX512CD
         - AVX512DQ
         - AVX512ER
         - AVX512IFMA
         - AVX512PF
         - AVX512VBMI
         - AVX512VL
       - ARM系
         - NEON
       - PowerPC系 (3.3.1以降)
         - VSX
     - 3.4.0まではセパレータにハイフンも使えたが、3.4.1以降は使えなくなった(AVX512命令がAVX512-SKXのように細分化され、名前の中にハイフンを含むため)

OPENCV_DNN_TEST_DATA_PATH

  • dnnモジュール

OPENCV_DSHOW_DEBUG

  • videoioモジュール

OPENCV_DUMP_CONFIG

  • coreモジュール

OPENCV_FFMPEG_DLL_DIR

  • videoioモジュール

OPENCV_FOR_THREADS_NUM

  • coreモジュール
  • parallell_forで並列化される部分の並列数
  • 設定されない場合はCPUの数で並列化される
  • ただAndroidではデフォルト=2でハードコードされてる(環境変数で上書き可能)

OPENCV_IPP

  • coreモジュール
  • IPPモジュールが実行するモジュールを実行時に選択できる
    OPENCV_IPP=disabled|sse42|avx2|avx512
  • ただしavx512は64bit環境下でのみ選べる
  • 複数の項目は指定できない。一つ選択すると、下位の命令セットも自動的に有効になる
    • 例:avx2を指定すると、sse42も自動的に有効になる
  • IPPの命令セットはもっと細かく別れていて、SSE2、SSE3、SSSE3、SSE4.1、SSE4.2、AVX、AVX2、AVX512Fと多数ある。
  • が、OpenCVでまとめて、指定できるのは前述の3つ+disabledのみ

OPENCV_IPP_CHECK

  • tsモジュール

OPENCV_LEGACY_WAITKEY

  • highguiモジュール

OPENCV_OPENCL_BUFFERPOOL_LIMIT

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_DEVICE

  • coreモジュール
  • 複数のOpenCLデバイスがあったときに、どれを優先的に利用するか、環境変数で指定する
    <Platform>:<CPU|GPU|dgpu|igpu|ACCELERATOR|nothing=GPU/CPU>:<deviceName>
  • のフォーマットで指定する
    • 1番目のGPUを利用
      :GPU:0
    • GPUを使わず、CPUでOpenCLを走らせる
      :CPU
    • OpenCLを無効化
      disabled
    • platformに指定できるのは
      • NVIDIA
      • CUDA (NVIDIAを指定した時と同じ挙動)
      • ARM
      • Intel
      • AMD
      • など

OPENCV_OPENCL_FORCE

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_HOST_PTR_BUFFERPOOL_LIMIT

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_PERF_CHECK_BYPASS

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_PROGRAM_CACHE

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_RAISE_ERROR

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_RUNTIME

  • coreモジュール
  • OpenCL.dllもしくはlibOpenCL.soをロードするためのパスを環境変数で指定できる
  • disabledを指定すると、libOpenCL.soのロードを諦める

OPENCV_OPENCL_SVM_BUFFERPOOL_LIMIT

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_SVM_CAPABILITIES_MASK

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_SVM_DISABLE

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_SVM_DISABLE_UMAT_USAGE

  • coreモジュール

OPENCV_OPENCL_SVM_FORCE_UMAT_USAGE

  • coreモジュール

OPENCV_PERF_VALIDATION_DIR

  • tsモジュール

OPENCV_PYTHON_BINARY

  • tsモジュール

OPENCV_TEGRA

  • coreモジュール

OPENCV_TEMP_PATH

  • coreモジュール

OPENCV_TEST_DATA_PATH

  • tsモジュール
  • opencv_extraのパスの置き場
  • opencv_extraのリポジトリの直下のtestdataのパスを指定する
  • 例 /home/user/opencv_extra がリポジトリ場所だとしたら、 /home/user/opencv_extra/testdata を指定する

OPENCV_TRACE

  • coreモジュール

OPENCV_TRACE_DEPTH_OPENCV

  • coreモジュール

OPENCV_TRACE_ITT_PARENT

  • coreモジュール

OPENCV_TRACE_LOCATION

  • coreモジュール

OPENCV_TRACE_MAX_CHILDREN

  • coreモジュール

OPENCV_TRACE_MAX_CHILDREN_OPENCV

  • coreモジュール

OPENCV_TRACE_SYNC_OPENCL

  • coreモジュール

OPENCV_VIDEOCAPTURE_DEBUG

  • videoioモジュール

ビルド時

ANT_DIR

Atlas_ROOT_DIR

DESTDIR

EIGEN_ROOT

GSTREAMER_DIR

HOME

IPP_ASYNC_ROOT

MFX_HOME

MKLROOT

NVSDKCOMPUTE_ROOT

OPEN_NI_INSTALL_PATH

OPEN_NI_INSTALL_PATH64

OPEN_NI_LIB

OPEN_NI_LIB64

OpenBLAS_HOME

OpenBLAS

OPENCV_DOWNLOAD_PATH

OPENCV_IPP_PATH

OPENNI2_INCLUDE

OPENNI2_INCLUDE64

OPENNI2_LIB

OPENNI2_LIB64

OPENNI2_REDIST

PCSDK_DIR

ProgramFiles

SystemDrive

TBBROOT

VA_INTEL_IOCL_ROOT

VA_INTEL_MSDK_ROOT

コードのリビジョン

  • 3.3.0-rc (git の ce6b06e)

:OpenCV


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Last-modified: 2018-04-24 (火) 18:06:07 (208d)